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ESXi サーバーのネットワークを、仮想マシン用と VMkernel 用に分離する + IP-SAN(iSCSI) / ESXi 4.0

ESXi のインストール直後のネットワークの状態です。

次の図のように、仮想マシンのポートと VMkernel ポートが同一の NIC を使用しています。 NIC がダウンした場合、すべての制御が行えなくなり、リスクが高い構成となっています。

仮想マシンのポートと VMkernel のポートの分離はこちらで行いました。今回は iSCSI のデータストアを追加して、仮想マシンのポート・VMkernel のポート・iSCSI のデータストア用の 3 つをすべて分離した構成にします。iSCSI のデータストアは VMkernel を使用します。

上の図ではイメージしづらいので、ネットワーク図で表すと、この様になります。

ストレージ用と他用途のネットワークを分離し、ストレージに iSCSI を使用したネットワークを IP-SAN と呼ぶそうです。


【仮想マシンのポートグループを削除】

まず、仮想マシンのポートグループを削除します。[プロパティ]をクリックし、[vSwitch0 プロパティ]画面を開きます。

[VM Network]を選択 → [削除]をクリックして、仮想マシンのポートグループを削除します。削除確認のメッセージは、[はい]をクリックします。

[閉じる]をクリックして、[vSwitch0 プロパティ]画面を閉じます。

仮想マシンのポートグループが削除されました。


【仮想マシンのポートグループを追加】

次に、別のネットワークスイッチを作成し、そこに仮想マシンのポートグループを追加します。[ネットワークの追加]をクリックし、[ネットワークの追加ウィザード]画面を開きます。

[接続タイプ]は[仮想マシン]を選択し、[次へ]をクリックします。

[仮想スイッチの作成]で、この仮想スイッチで使用する NIC を選択します。ここでは、[vmnic1]を選択しています。NIC の選択後、[次へ]をクリックします。

[ポートグループのプロパティ]の[ネットワークラベル:]に、仮想マシンのポートグループの名称を入力します。ここでは、デフォルトの"Virtual Machine Netwrok"のままにしています。ネットワークラベルの入力後、[次へ]をクリックします。

[プレビュー:]に表示された内容を確認し、[終了]をクリックします。

仮想マシンのポートグループが追加されました。


【iSCSI 用ネットワークの追加】

最後に、iSCSI のデータセンター用ネットワーク(VMkernelポート)を追加します。[ネットワークの追加]をクリックし、[ネットワークの追加ウィザード]画面を開きます。

[接続タイプ]は[VMkernel]を選択し、[次へ]をクリックします。

[仮想スイッチの作成]で、この仮想スイッチで使用する NIC を選択します。ここでは、[vmnic2]を選択しています。NIC の選択後、[次へ]をクリックします。

[ポートグループのプロパティ]の[ネットワークラベル:]に、仮想マシンのポートグループの名称を入力します。ここでは、デフォルトの"VMkernel"のままにしています。ネットワークラベルの入力後、[次へ]をクリックします。

[次のIP設定を使用]を選択し、iSCSI ターゲットに接続するための IP アドレスを指定します。ここでは、"172.16.100.1/255.255.255.0"を指定しています。IP アドレスの指定後、[次へ]をクリックします。

[プレビュー:]に表示された内容を確認し、[終了]をクリックします。

iSCSI ターゲットに接続するためのネットワークが追加されました。

以上で、ネットワーク側の設定は終了です。後は、iSCSI イニシエータを構成し、iSCSI ターゲットをデータストアとして設定したら終了です。


【iSCSI イニシエータの構成】

[ストレージアダプタ]をクリックし、ストレージアダプタの設定画面を表示します。

[ストレージアダプタ]内の[iSCSI ソフトウェア アダプタ]をクリック → [プロパティ]の順にクリックし、[iSCSI イニシエータ(iSCSI ソフトウェアアダプタ) プロパティ]画面を開きます。

[ソフトウェアイニシエータのプロパティ]が"無効"になっています。これを"有効"に変更するため、[構成]をクリックします。

[ステータス]欄内の[有効]にチェックを入れ、[OK]をクリックします。

[ソフトウェアイニシエータのプロパティ]が"有効"に変更されているのを確認します。

[動的検出]タブをクリックします。

[追加...]をクリックします。

[iSCSI サーバ]に iSCSI ターゲットのIP アドレス"172.16.100.10"を入力し、[OK]をクリックします。ポート番号はデフォルト"3260"のままです。

[iSCSI サーバアドレス]に、指定した iSCSI ターゲットの IP アドレスが表示されていることを確認します。

[閉じる]をクリックします。

ホストバスアダプタの再スキャンの確認メッセージは[はい]をクリックします。

ストレージアダプタの画面に戻ります。

[ストレージアダプタ]内の[iSCSI Software Adapter]をクリックすると、[詳細]内に詳細情報が表示されます。


【iSCSI ターゲットをデータストアとして追加】

[ストレージ]をクリックします。

[ストレージの追加...]をクリックし、[ストレージの追加]画面を開きます。


[ストレージタイプ]は[ディスク/LUN]を選択し、[次へ]をクリックします。

一覧に使用可能な iSCSI ターゲットが表示されます。データストアとして使用する iSCSI ターゲットを選択し、[次へ]をクリックします。

現在のディスクレイアウトを確認し、[次へ]をクリックします。

[データストア名を入力]欄にデータストア名入力し、[次へ]をクリックします。

作成するファイルの最大サイズを考慮して、[最大ファイルサイズ]を選択します。今回はすべてのエリアをデータストアとして使用するので、[容量の最大化]にチェックを入れています。その後、[次へ]をクリックします。

ここまで指定した内容のサマリが表示されます。内容を確認し、[終了]をクリックしてデータストアを作成します。

データストアが作成されました。


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